ビクトリア州政府は、メルボルン都市圏のロックダウンを2021年9月2日（木）23：59pmまで延長すると発表しました。今回の延長では規制の強化で夜間外出禁止令が再び実施されます。

それに伴い8月18日（水）より許可された仕事および許可された教育で外出しなければならない時に「Worker Permit」労働許可書が必要になります。

ワークパーミット（Worker Permit）の内容

8月17日火曜日の午後11時59分から、許可された職場は従業員に労働許可証を発行する必要があります。
雇用主や責任者が書類に記入とサインをし、更に従業員も同じく記入とサインをする「Worker Permit」を用意しなければなりません。

ほとんどの教育はオンラインで授業を行っている為必要ない可能性の方が高いですが、大学、TAFE、または登録された訓練機関に在籍し、Authorised Provider and Authorised Worker Listに従って進められている学習（実務等）は学生に労働者許可証を発行することができますので、教育でも外出しなければならない場合は許可書をもらって下さい。

許可書は印刷して携帯するか電子コピーをPDFや写真でスマホに入れて持ち歩くようにして下さい。
また、必ず許可書と一緒に写真付きの身分証明書を携帯して下さい。

ご質問等は下記のビクトリア政府のウェブサイトよりお問い合わせください。許可書のダウンロードも可能です。

許可された業種

• レストラン
• カフェ
• フードトラック
• ホテル等

持ち帰り用の食事や飲み物、または食事の配達サービスをしているか、またボランティアで食料を提供している場合等。
その他の業種は下記のページよりご確認下さい。

罰金

労働許可制度の要件を満たさない従業員に労働許可を発行したり、または虚偽や偽装をし、違反になった場合は最大21,808ドル（個人の場合）および109,044ドル（企業の場合）の罰則が科せられます。

職場への出入りの際に労働許可証を所持していない雇用主や労働者は、最大$ 1,817（個人の場合）、最大$ 10,904（企業の場合）のその場での罰金が科せられます。

内容は変更になる可能性もありますので、常に政府の最新情報をご確認下さいますよう宜しくお願い致します。