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【6月17日更新】メルボルンの現状は?

コロナウィルス関連情報

1.現在の規制

オーストラリアでは現在も、国境封鎖により留学生が渡航出来ない日々が続いています。新型コロナウイルスが始まって以来1年が経ちましたが、それでも尚、対策を行いながら生活している状況です。

メルボルンは現状、第4回のロックダウンを終えて規制を守りながら日々過ごしています。自宅を除く屋内はマスク着用義務がありますが、屋外では原則必要ありません。但し、1.5mの社会的距離を保てない場合はマスク着用が推薦されています。
飲食店や小売店、運動施設など、人数制限を設けて再開しており、入店時には必ずQRコードを読み取りチェックインする必要があります。誰が何時に来店したかを把握し、万が一、何かあった場合に連絡が取れるよう対策がされています。

学校も再開しておりますが、一部の学校ではオンライン授業を継続しているところもございます。

最新のメルボルンの規制や国境の状況については下記よりご覧ください。

2.街の様子は?

photo メルボルンCBD(中心地)はコロナ前と比べると人通りは以前少ないままですが、規制の緩和によりオフィスワークの方達が職場に復帰できたり、他の地域に住んでいた住民がメルボルンCBDに引っ越してきたりと少しずつ賑わいを取り戻しつつあります。

またビクトリア政府はシティーに人を呼びもどす為、飲食店をサポートする為に「Melbourne Money」というキャンペーンを行っています。シティー内と一部のエリアのカフェ、レストラン、パブで$50以上($500未満)使うと、20%キャッシュバックをしてくれるというものです。
このキャンペーンが始まって以来、外食する方たちも増えてきました。

詳しくは公式ページをご覧ください。

3.スーパーの様子は?

ロックダウンが行われた時は、外出出来る時間や人数制限が決められていたので、トイレットペーパーや缶詰、パスタ、冷凍食品の買占めがありました。

現在は、食品の流通が滞ることなく買いたいものをいつでも購入できる状況です。特に個数制限もなくスーパーに関しては普段通りお買い物できます。もちろんスーパーにも消毒液や除菌ペーパーの設置があるので、お買い物カゴやショッピングカートを消毒してから利用されている方もいらっしゃいます。

スーパーでもQRコードのチェックインが必要になるので、いたるところにQRコードの張り紙が貼られています。

4.シェアハウスの相場は?

メルボルンCBD(中心部)は語学学校や専門学校が多く存在し、海外からの留学生が学校付近に住んでいる事がほとんどです。その留学生が新型コロナウイルスの影響で母国に帰国したため、多くのシェアハウスの物件が掲載されています。
平常時
2019年
現在
2021年
シェアルーム
3-4人部屋
$110-150 $100-120
シェアルーム
2人部屋
$130-190 $120-160
オウンルーム
1人部屋
$250-300 $200-$250
マスタールーム
1人部屋
(シャワー・トイレ付)
$300-400 $270-300
上記の料金はメルボルンCBDの参考価格です。

またメルボルンは交通の便が良いので、必ずしもメルボルンCBD内に住む必要はありません。郊外でも栄えている地域はありますし、大きな家が多いので費用抑えられて、かつオウンルームの物件もあるのが特徴です。

5.お仕事はあるの?

現在のメルボルンは規制の緩和が進み、留学生の多くが就く飲食店や小売店も再開しています。その為、現状求人広告は多数掲載されています。

飲食店のホールやキッチン、配送業、マッサージセラピストなど日系の求人だけでも1週間で60件以上が掲載されていますし、ローカルの求人でも数えきれない程の募集が出ています。

6.現地の学生の様子は?

現在は語学学校はもちろん専門学校でも対面授業が再開され始めてきており、留学生もやっと他の学生と一緒にクラスで学習することが出来ています。一部の専門学校や大学、大学院では引き続きオンライン授業で開講されているところもあります。

規制の緩和によりお仕事の求人が増加し、ロックダウンでお仕事が見つからなかった学生さんも徐々に復帰されています。中にはお仕事を2つ掛け持ちしている学生さんもいたり、ロックダウン中に趣味を見つけて今も継続されていたり、楽しく生活されている様子です。

7.留学生へのサポートはあるの?

メルボルン政府は無料キャリアセミナーやワークショップイベント、無料の食料品の提供など多岐に渡り海外からの留学生へのサポートを続けています。

  • Ozharvest による無料の食料品提供

メルボルン政府はOzharvestと提携し、定期的にポップアップを開催しています。
場所によっては予約が必要だったり、学生証の提示が必要な場合もありますので、ご確認下さい。



  • FOODBANK 団体による無料の食料品提供

メルボルンのオーロラメルボルンセントラルにあるポップアップストアでは、毎週月曜日、水曜日、金曜日(祝日を除く)の午前10時から午後2時まで開催しています。学生証と一緒に買い物袋またはカートを持参する必要があります。非接触型のチェックインや消毒液を設置して安全を保ちながら営業しています。



  • メルボルン政府の無料イベント

最近ではLinkdinをうまく利用して個々の繋がりや採用担当者の目に止まるようなプロフィール構成を学ぶイベントであったり、仕事を得るためのアプローチの仕方、夜間のウォーキングイベントで映画製作を学ぼうといった面白いイベントを無料で提供しています。
開催されるイベント情報については下記のウェブサイトよりご確認下さい。

8.まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大で、社会、生活ともに多くの影響が出ました。オーストラリアも感染が拡大してしまった時期もありましたが、ロックダウンや国境封鎖などあらゆる対策をして抑え込みに成功しています。今ももちろんソーシャルディスタンスの確保やアルコール消毒をこまめにするなど対策を引き続き行い生活しています。

留学生がまたオーストラリアへ渡航できる日は未だ不透明ではありますが、今年こそは留学性の皆さんがまた渡航できる日が来ることを祈っています。
メルボルン留学センターでは最新情報の収集と現地オフィスならではの現地情報をお伝えしております。