皆さんはオーストラリアと聞いて何を思い浮かべますか?
透き通った綺麗な海でスキューバダイビング・シュノーケリングをすること、高層ビルが並ぶ都市でショッピングや夜景を楽しむ、遺産巡りで歴史を学ぶなど様々だと思います。いずれもオーストラリアの特徴として欠かせないのではないでしょうか。また冬は日本ほど寒くなく夏は比較的湿度が低く蒸し暑くないことから、日本人にとって過ごしやすい国の一つです。
しかし上記以外にも地球が生み出した壮大で美しい自然や日常を忘れてしまうほどリラックスできる温泉、お洒落な方も甘いもの好きな方も幸せになれるお店に歴史に残る鉄道など、オーストラリアの魅力はまだまだあります。ここではこうした魅力を中心に紹介していきます。
メルボルンはオーストラリアのビクトリア州の都市です。メルボルンはシドニーに次いで大きな都市で、人口は約507万人です。経済が発展し交通機関やインフラが整っているため、世界中から人々が集まるほど住みやすい都市第1位と評価されています。メルボルン市内では観光地やショッピングなどで楽しむことができます。
しかしメルボルンに行く機会があれば、市内だけ見回るのはもったいないです。市内を離れて自然を楽しむことができるビーチや島、オーストラリアでは有名で歴史を持つ蒸気機関車、またワイナリーやチョコレート工場まで足を運びませんか。それではメルボルンから気軽に行けるスポットを詳しくご紹介するので、ぜひ楽しんでください。
グレートオーシャンロードはメルボルンから自動車で約2時間の所にある町「トーキー」から始まる、全長243kmにも及ぶ海岸道路です。自動車で往復およそ5時間の距離なので、のんびり観光するためにも宿泊しましょう。
ここでオススメしたい旅行スポットが「アポロベイ」。夕日によって輝く海と綺麗な夕焼け空をバックに思い出に残る一枚を残しませんか?
さらに6~10月であれば確実にザトウクジラに会うことができ、豪快なジャンプや潮吹きが見られるかもしれません。大迫力の自然をぜひ体で感じてください!
ブライトンビーチは綺麗な海とカラフルなビーチハウスが並ぶお洒落なビーチです。ブライトンビーチの海は歴史ある海水浴場で、景色を見ながらリラックスできます。ビーチハウスはBathing Boxと呼ばれ、独特なデザインで人気です。
中でもオーストラリアの国旗のビーチハウスが一番人気で写真を撮りに来る人で行列ができます。どちらもインスタ映え間違いなしです。そしてメルボルン市内中心部方向に海に沿って行くとセントキルダのルナパークがあり、文化遺産に指定されているアトラクションとスリル満点の乗り物があります。
メルボルンを訪れるならばヤラバレーのワイナリーとチョコレート工場は外せません。
ワイナリーにはブルーベリーを100%使用した少し甘めなワインが並んでいます。他にも牧場のチーズやジャム、季節ごとに異なるデザートがあるため緑に囲まれた空間で幸せなひとときを過ごすことができます。ただし事前予約必須であることに注意してください。
またチョコレート工場には可愛くパッケージされたお菓子や、144種類もの味から選べるアイスクリームがあります。加えてチョコやアイス作り体験も開催しているので、あなた好みの映えるお菓子作りに挑戦してみてください!
ペニンシュラ半島温泉は自然に囲まれた天然温泉です。この温泉はPeninsula Hot Springsと呼ばれ2005年6月にオープンしました。ペニンシュラ温泉にはリラクゼーション設備が20以上、洞窟風呂、歩行風呂、ハイドロバス、スチームバス、プライベートバス、サウナがあります。その中でも丘の上の温泉は高いところから360度見渡せて、緑一面の見事な景色を眺めることができます。
ただしペニンシュラ温泉は混浴になっているため、水着とサンダルが必須です。くつろげる温泉と見事な景色で心と体を癒す快適な旅行スポットです。
フィリップ島はオーストラリアの南岸の沖合に位置し、メルボルンから日帰り旅行ができることで人気なスポットです。フィリップ島で最も有名なイベントであるペンギン・パレードでは、海で食事の後に巣に帰る愛らしい野生の小さいペンギンの姿を見ることができます。ペンギン以外にはコアラやオットセイなどの野生動物が見られます。
その他にもオートバイレースの最高峰・モーターサイクルグランプリが毎年開催されるサーキットや、海水浴にぴったりな美しいビーチなど見どころがたくさんあります。
パッフィンビリー鉄道は1900年に建設されたオーストラリアで最古の保存鉄道です。現在でもクリスマスを除き毎日観光客を乗せて走り続けています。ベルグレイブ駅からパッフィンビリー汽車に乗り、熱帯雨林のダンデノン丘陵や農園を回ってからジェムブルック駅まで走る約1時間20分の旅です。途中下車ができるため、お土産を買い現地の人と話す機会があります。
さらにこの列車で最高の見所は全長85.3m、高さ12.8mのトレッスル橋です。橋はカーブしており一番の撮影名所になっています。車窓から風景を楽しみながら綺麗な写真を取ることもできます。汽車の蒸気と混ざり合った自然の風景はまさに天国のようです。
ここまで紹介した観光スポットを見て、いかがでしたか。日本の季節と逆であるオーストラリアで過ごし、自然の豊かさや生活などの違いを感じることができます。いずれのスポットでも見どころがあり、特にオーストラリアでしか見られない野生動物や景色はSNS映えが狙えるでしょう。またワイナリーとチョコレート工場の見学といった、日本では普段できないことをメルボルンで体験してみませんか。