【2024年3月】オーストラリアの学生ビザの新しいシステムGSと英語力証明について
お知らせ,ニュース
英語力証明書提出
日本国籍を含むすべての申請者が対象になるのかは今現在明記されておりません。(2024年3月22日時点)-
POINT1
学生ビザ申請に求められるIELTSスコアが5.5から6.0に引き上げ
専門学校以上の直接入学の場合
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POINT2
語学コースとのパッケージの場合、IELTSスコア4.5から5.0へ引き上げ
専門学校以上のパッケージの場合
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POINT3
語学コースのみの学生ビザ申請はIELTSスコアは不要
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POINT4
ファンデーションコース経由の場合、IELTSスコア5.5が必要
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申請者の現在の状況の詳細
家族・コミュニティ・雇用・経済状況への結びつき
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コース修了後のメリット
申請者が“なぜオーストラリアの学校でこのコースを学びたいのか”、“オーストラリアでの生活面も踏まえて、希望したコースを就学することでどんなメリットがあるのか”を説明します。
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申請者が含めたいその他の関連情報の詳細
- ●学位を取得した成績証明書
- ●教育機関の名前
- ●就学期間
- ●単位修得証明書
- ●オーストラリアでの就学歴
- ●コースの変更や教育機関の変更の理由
- ●コースの進捗に関する情報の詳細
- ●アカデミックイヤーで2か月以上のスタディーギャップ
- ●オーストラリアでの就学に関連する申請者が考慮する他の情報
- ●現在の雇用主の詳細と企業の住所
- ●雇用期間
- ●コースの進捗に関する情報の詳細
- ●役職の詳細
- ●申請者の雇用の状況を確認できる担当者の名前と連絡先情報
- ●申請者の個人的な結びつき(例:家族、コミュニティ、雇用など)
申請者は、同様のコースが母国でも学べる場合に、なぜ母国ではなくオーストラリアで就学をするのかの理由 - ●申請を行う前の12か月間の雇用または企業の運営を示す文書
- ●コース修了後の雇用オファー(給与やその他の手当を含む)
- ●所得税申告書や銀行取引明細書などの文書
- ●役職の詳細
- ●申請者の母国で政治的および社会的不安定さや軍事奉仕義務があり、これが彼らが母国を離れる重要な動機となる場合、その理由と支持する証拠
語学学校のInhouseテスト結果合格でパッケージにする場合の対応策については未確認となりますが、恐らく各学校より方針の案内がある可能性あります。
現在、専門学校のコース入学基準はCertificateレベルは基本、IELTS5.5レベルですが、そのコース就学でもビザ申請時に6.0のスコアが必要になるのかどうかは明記されておりません。
学生ビザシステム改定の背景
2024年3月23日から、学生ビザ申請で提出しているGenuine Temporary Entrant(GTE)の英作文に代わり、Genuine Student(GS)が導入されました。
この変更は、2023年12月11日に発表されたオーストラリア政府の移民戦略の一環として、2024年3月23日より学生ビザ申請に適用されています。
この改正の目的は、“オーストラリアで本当に学校で勉強をしたい事が目的である”こと、学生が“オーストラリアに移住したいことがメインになっていないか”を明確にするためのものとなります。
今回の学生ビザ改定での追加事項
回答は英語で書かれていることと、各質問あたり最大150文字で記入する必要があります。
学生ビザから学生ビザの延長切り替えの方や、学生ビザ以外をお持ちでオーストラリア国内から学生ビザを申請する方は上記に加えて質問があります。
情報の提出または証拠の添付を推薦されている資料
過去の就学
オーストラリアでの過去の就学
現在の雇用
母国または居住国の状況
母国または居住国の経済的状況
GSの評価方法
学生がオーストラリアで真剣に学習する意図を評価することに焦点が当てられています。これには、上記でも述べたように申請者の状況、滞在歴、ビザ条件の遵守およびその他の関連事項が重要視されている模様です。
メルボルン現地カウンセラーより
以前のように日本国籍だから学生ビザが簡単に取得できるかも、、ということはもうないかもしれませんが、移民局のサイトにも明記されているように、証拠となる書類はできる限り準備し、申請に備えましょう。
学生ビザで就学をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。
また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。ビザの情報は頻繁に変更されます。申請の際はオーストラリアの移民局ホームページなど、国から発信される情報も必ずご確認ください。
また当ページは弊社が独自に作成したものです。最新の情報を掲載しておりますが、法的に効力のある内容ではございません。そのため掲載内容や当ページを参考にビザ申請を行った際のトラブルに関して、当社は一切の責任を負担いたし兼ねる旨をご留意ください。
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